歴史と怪談に浸る旅！松江で出雲そばと小泉八雲の世界を巡る
歴史情緒あふれる松江に行ってきました！松江城を中心に広がる城下町は、どこを歩いても美しく、ゆったりとした時間が流れていました。特に印象的だったのは、地元グルメと、日本文化を愛した文豪・小泉八雲の足跡を辿る体験です。
松江でのランチは、堀川沿いの風情ある場所にある「出雲そば処 八雲庵」へ。 このお店の「出雲そば」が、本当に美味しかったです！ 出雲そばの特徴である、そばの実を皮ごと挽く「挽きぐるみ」製法で作られた麺は、色が濃く、豊かな香りと強いコシがたまりません。私は冷たい「三色割子そば」をいただきましたが、薬味と海苔、もみじおろしなど三種類のトッピングが美しく、香り高いそばつゆをかけていただく極上の味でした。 庭園を眺めながら食事を楽しめる雰囲気も素晴らしく、旅の情緒を一層高めてくれました。松江城からも近く、観光の合間に立ち寄るのに最高のスポットです。 タクシーの運転手さんから「出雲そば処 八雲庵」をオススメして頂きました！
２. 小泉八雲記念館で辿る波瀾万丈な生涯
食後は、世界的な作家である小泉八雲（ラフカディオ・ハーン）ゆかりの地を巡りました。松江は、八雲が教鞭を執り、日本文化に深く魅了された場所です。
特に「小泉八雲記念館」での体験は、想像以上に心に残りました。八雲が日本に来るまでの波瀾万丈な人生や、彼が愛した日本の風景や怪談、そして日本人妻・セツとの暮らしが、資料を通じて丁寧に紹介されています。彼の著書『怪談』から受ける神秘的なイメージとはまた違う、異国で文化の架け橋になろうとした一人の人間の熱意と孤独に触れ、八雲の生涯にはすっかり没頭して読んでしまいました。
３. 城下町の歴史と堀川めぐり
もちろん、松江のシンボルである国宝松江城の天守閣にも登りました。現存天守の重厚な造りは圧巻で、天守から見下ろす宍道湖と城下町の景色は格別です。
また、松江城の周りを囲む堀川を遊覧船で巡る「堀川めぐり」もおすすめです。船頭さんの楽しい解説を聞きながら、橋の下をくぐったり、城のお堀から街を眺めたりと、風情ある松江の街を水上から楽しむことができます。
